自由な生き方や生き方の正解を求める女性に、自由を手にした女性の私から起業という方法を提案します。自由に生きることのメリットとデメリット、低リスクに始めるための自由な生き方を選ぶコツ、本当に自由を得られるのかの答えを書きました。

自由な生き方の定義

自由な生き方とはどのようなものでしょう。満員電車に乗って会社に行かなくていい。欲しいものがすべて買える。寝たいだけ寝られる。好きなように気の向くままに日々を過ごす。

時間とお金に制限がないことでしょうか。女性はわがまま。それだけでは足りないのです。嫌なことがない、我慢しなくていいというのも条件に入ります。

たしかに時間とお金が自由になればストレスなく不安もなくやりたいことをやって生きられそうですね。

だけど、現実はそうでもありません。

例えばあなたが絵だけを描いて一生を過ごすことに憧れているとします。お金があるので納得のいく絵をたっぷりと時間をかけて描き上げ、有名な美術館を借り、莫大な広告費をかけて個展を開きました。あなたの絵を見に来て惚れ込んでファンになってくれる人がひとりもいなくても、ネットであなたの絵を酷評されても、あなたは死ぬまでそれを繰り返せますか。ストレスなく不安もなく一生絵を描き続けられるでしょうか。

どんなにお金があっても我慢も嫌なこともなくなりはしません。不自由を感じていると自由を求めますが、自由を手にしても満足するとは限りません。あなたが欲しいのは、本当は気持ちだからではないですか。心地いい気持ち。嬉しい気持ち。愛する気持ち。愛される気持ち。満たされた気持ち。安心する気持ち。感動する気持ち。

私は自由な生き方を、欲しい気持ちになれる生き方と定義したいと思います。欲しい気持ちになれる生き方として私は会社員を辞めてフリーランスになることを選びました。

自由な生き方のメリット・デメリット

フリーランスにはメリットとデメリットがあります。

デメリット

  • 収入の保証がない

自分で仕事を取る必要があるためはじめのうちは安定しないかもしれません。クライアントを1社失うと売上がその分なくなります。けがや病気の時でも休職手当はなく、無計画でいると収入がゼロになります。

  • 会社員よりも会社経営者よりも信用がなく、ローンなどの審査に受かりにくい

こういう場合もっとも有利なのが会社員です。収入の不安定さがネックになり、賃貸の入居審査やローンの審査にも通らないこともあります。

  • 同僚がいない

相談も愚痴も喜びも、共有する相手がいつも隣にはいてくれません。風邪ぐらいで仕事を変わってくれる人もいません。作業分担もできないので、営業も事務も確定申告もすべて自分でやることになります。

  • すべてを自分で解決しなければならない

PCのトラブルから契約解除、クライアントに料金を踏み倒されても自分でどうするか考えて対処しなければなりません。法律、税金、顧客心理やスキルの習得も事業運営に係わることは自ら学び協力者を見つける必要があります。

  • 自己管理ができないとすべてを失う恐れがある

何時に起きてもよく、いつ仕事をしてもいい。クライアントを失ってもまた探せばいい。人間はとことん怠惰にできています。「別にいい」「どうでもいい」「まあいいか」を繰り返すばかりで自己管理ができないとすべてを失うこともあり得るのです。

メリット

  • 何にも縛られずすべて自分で決められる

もっとも大きいのは通勤からの解放です。会社で仕事をしないということは、起きる時間も仕事をする場所も自分で決められます。何かをするとき誰の許可を取る必要もなく、周りの目を気にする必要もありません。思いつくまま旅行に行っても、明日から違う仕事を始めてもいいのです。すべてを自分で決められます。

  • 収入が増える

効率よく稼ぐ方法を考えて実行すれば収入を増やすこともできます。欲しいものがあるときは単発の仕事で稼いで買うことができます。欲しいものを我慢するくらいなら収入を増やそうと考え実行できるのは、とても楽しく自由を感じられるポイントです。

  • 休みたい日に休める

スケジュールは自分で調整できるので、曜日や連休に関係なく休みを取ることができます。クライアントが休みの大型連休にのんびり仕事をしてその後に連休を取ることもできます。

  • クライアントや仕事内容を選べる

どうしても合わないクライアントややりたくない仕事は、断るか契約を終了できるので自分で選ぶことができます。自分で契約書を作り、自分にとって重要な条件で仕事をすることもできます。

  • 自分にとって大切なものがわかるようになる

自分ですべてを選べるようになると、嫌いなものややりたくないことを我慢することがなくなってきます。好きなことや心地いいことを選ぶことになるので何を大切にしたいのか、何をやりたいのかがわかるようになります。

  • 別人のように変われる

自分が望むものを選択し、叶えてくれる人が他でもなく自分になります。自分との信頼関係ができるので自分を信じられるようになり、自分を大切にできるようになります。ネガティブはポジティブに、腰が重いはフットワークが軽いに、優柔不断が即決即断に、信じられなかったものが信じられるようになるのです。着る服の色もメイクも明るくなります。

低リスクでできる自由な生き方

フリーランスという生き方はとても素晴らしく魅力的に感じているのならすぐにでも始めてもらいたいと思います。

もちろんさきほどお話したようにリスクもありますので、できるだけリスクのない賢いやり方をおすすめします。何で起業するのかという職種選びが要です。

 

  • 職種選びのポイント①起業するまでの簡単さ

起業するまでの簡単さは意外に大切です。大きな資金が必要なものは避けましょう。また資格や技術があれば、仕事を得られやすいと安易に考えて膨大な時間をかけて取得するのも考えものです。税理士や社会保険労務士などの資格があっても、エンジニアやデザイナーなどの技術職でも仕事に困っている人はいます。専門家である責任を負って仕事をする覚悟や、新しくなっていく技術を学び続ける覚悟がないのであれば、自由や楽しさを感じられないかもしれません。

  • 職種選びのポイント②経験したことがある

あなたが会社員として経験してきた実績をいかせる方が信頼を得られやすい上に、新しい環境でも応用がききます。フリーランスとしては新人でも、その業界や職種の経験があれば任せる側は安心です。全く新しいことではなくこれまでの職種で起業し、まずは仕事をもらうことを考えてみましょう。

  • 職種選びのポイント③安定した売上がある

同じ一契約でも、一度で終わってしまうものと毎月継続されるものと二通りあります。一度で終わってしまうものだとずっと新規の仕事を取り続けなければならないので、収入を安定させるのが難しくなります。毎月継続される契約であれば、契約金額にもよりますが数社だけ契約を取ればそれで収入が安定し、不安から解放されるでしょう。

  • 職種選びのポイント④経費があまりかからない

大きな売上があってもその分、経費がかかっていては自分の収入は増えません。経費がかからないことは大きなポイントとなります。経費にはさまざまな種類がありますが、とくに注意すべき大きな固定費は下記の3つです。

  1. 原価・仕入れ
    飲食店や物販、ものを作って売る仕事などは先に仕入れて在庫を抱えておく必要があります。売れなくても必ず支払いはあります。
  2. 家賃
    店舗や倉庫、事務所の家賃は売上が少ない時でも必ず支払わなければならない上に、契約時に敷金などの費用、更新手数料も発生します。
  3.  人件費
    スタッフの人件費も法律で定められているため、お金がなくても暇で何もしていなかったとしても拘束した時間の分は支払わなければなりません。

つまり、材料が不要で身一つででき、自宅で行えるものを選ぶと支払いに悩まされることはあまりないと言えます。

もちろん職種にもよりますが、この4つのポイントがそろっていれば大きなリスクを回避してフリーランスとしての自由を得られやすいでしょう。

自由を求めて起業して本当に自由を得られるのか

さて、冒頭で私は自由な生き方を、欲しい気持ちになれる生き方と定義しました。お金と時間があっても欲しい気持ちを得られるわけではない、ということでしたね。

ではフリーランスになってすべて自分で選択して、収入も時間も思うように使えるようになったら、あなたは欲しい気持ちを得られるしょうか。

私の答えは半分イエス、半分ノーです。

半分がノーである理由は、あなたがいつでも、自分の気持ちにアンテナを張って、自分が欲しい気持ちになれる方を選択しなければ意味がないからです。

例えば、売上が欲しいからと望まない低い金額で契約したとしましょう。それ自体はフリーランスになれば仕方のないことです。重要なのはその後です。その仕事をしていく上であなたの心が何を感じるか、もし望まない気持ちでいるのなら、望む気持ちを得られる結果になるように、そこからあなたは進んでいかなければなりません。

契約金額を上げるために工夫して交渉するか、交渉が決裂して契約ごとなくなることを恐れてそのまま我慢するか。あなたをどんな気持ちにさせるかはあなた次第であるということは、会社員であってもフリーランスであってもお金持ちであっても変わらない事実です。

そこから逃げないこと。それが自由な生き方をする本当の方法なのです。

フリーランスになるということは、それを達成するための単なる手段です。あなたが有効な手段だと思うのなら、フリーランスという生き方を選びましょう。きっと今想像できないくらい素敵な未来とあなたが待っているでしょう。

生き方の正解とは

生き方に正解はあるのでしょうか。私はあると思います。ただそれは、それぞれが決めることです。私の生き方が正解であるか否かは私が決めること。あなたの生き方が正解か否かを決めるのはあなたです。他の誰でもありません。

だからあなたの心の中以外、どこを探しても答えはないのです。これはとても心細いことです。自分が正解だと思えば正解、次の日に不正解だと思えば不正解に転じるのですから。

正解と不正解は心の中で揺れ動くけれど、私は自分にその決定権があるという自由を味わっています。いつも私の心にどんな気持ちを望んでいるのかお伺いを立てて、それを叶えてあげるために奔走し、矢面に立つことにしています。

どんなに揺れても必ず戻ってくる場所は「あなたの願いは私が叶えてあげるからね」という自分への誓いです。

 

あなたは今、正解を生きていますか。