このサイトではフリーランスの事務のお姉さんについての情報を発信しています。これらの記事を読んだり説明会や体験講座などに参加したりして情報を得たら、お金と時間をかけて養成講座に通ってフリーランスの事務のお姉さんに認定されずとも、自分で事務代行をしようと考える方もいらっしゃると思います。

このサイトではフリーランスで事務代行をしていくにあたって大事なことはもちろん掲載していません。それは養成講座でお伝えしたり、起業後に協会の会員になっていただいた方と一緒に考えたりしていきます。

断片的な概要だけを知って事務代行業を始めるのは例えるならば、自動車に乗ったことも運転したこともない人が「①アクセルペダルを踏むと車が前進する②ブレーキを踏むと停止する③ハンドルを右に回すと右に進み左に回すと左に進む」この情報だけで運転するのに似ています。

自分が知っているアクセルとブレーキとハンドルのことしか意識にないので、右折する前にミラーで後方を確認してから車線変更しないと衝突する恐れがあることやブレーキを踏んで減速してからでないと曲がり切れないこと、対向車の後ろの小さなバイクが見えないものだということなどは教習所で教えてもらうか実際に危険な目にあったり事故を起こしたりしない限りわからないでしょう。

この記事ではこれまで説明会でも体験講座でも一切誰にも言わなかった、養成講座を受けたほうがいい理由もお話しします。

同じ事故を起こさなくて済むように作られている講座

先ほど「危険な目にあったり事故を起こしたりしない限りわからないことがある」と言いましたが、フリーランスの事務のお姉さん養成講座はフリーランスで事務代行をしてきた経験者が事故を起こしたからこそ、自分と同じ事故を起こさないようにカリキュラムを構成しています。

さらになぜ自分にはできたのかを分析して、必要なことを詰め込んでいます。講座を始める前に自分を利用している複数の経営者に「あなただからできるのであってセミナーをしたところで普通の事務の人には難しいと思います」と言われたからです。

自分がどうやって問題を解決してきたのか、なぜたった一人で乗り越えてこられたのか、どのようなものの見方をしていたのか、そもそももっていたアドバンテージは何だったか、すべて振り返ってカリキュラムに反映させました。

その講座を受けて実際にフリーランスとして事務代行の仕事をできている人がいるので、講座でお伝えしている必要な知識や考え方が現実に則した信頼できるものだと言っていいと思っています。

他のアシスタント系の起業セミナーを受けて疑問を感じ実際に仕事にもならず、フリーランスの事務のお姉さん養成講座を受講し事務代行の仕事をすることができた方もいらっしゃいました。

また自分で事務代行を始めたものの、わからないことが多すぎて養成講座を受講した方もいらっしゃいます。

ひとりで自由に仕事をすることの嬉しくない方の事実

フリーランスの事務のお姉さんに興味をもつ人の多くが以下の点に魅力を感じて実現しようと考えます。
①自宅でひとりで仕事をする
②時間の自由が得られる
③仕事の進め方や効率化など自分の考えでできる
④収入を増やせる

工夫と努力は必要ですがフリーランスで事務代行をすればすべて叶えられるでしょう。感じ方はそれぞれですのであなたがどう感じるかはわかりませんが、個人的にはさほど努力せず難しくなく実現できると考えています。
このことだけを見て講座を受けずに自分でやろうと考える人も多いと思うのですが、それを実現したその先の現実については考えていないようです。

事務代行で代わりを立てる人脈の確保をしているのか

自分が怪我や出産などで仕事ができなくなることについて考えているでしょうか。フリーランスというとエンジニアやウェブデザイナー、カメラマンなどが思い浮かぶと思います。そういう職種であればフリーランスが多くいますので同業者とつながりをもてたり、仲介するサイトや業者を利用したりできるので自分に何かあったときに代わりを頼めるでしょう。自分で受けきれない仕事量やプロジェクトの時に同業者に依頼することも普通に行われています。

しかしフリーランスで事務代行をしている人は多くないため、つながりをもつことは簡単ではありません。

自分と同等のスキルがあることや、出張している場合はある程度近い距離に住んでいることも必要です。クライアントが10社あれば一人にすべて代わりを頼むことは不可能ですし依頼をしたタイミングで相手が受けられる状況にあるかどうかもわかりませんので、複数人とつながりをもっている必要があります。

ひとりの限界~仲間や同僚、先輩や上司がいないということの意味~

他のフリーランスの事務のお姉さんとつながって同士・友達感覚で付き合えることがメリットであることはこのサイトでもお伝えしていますが、今回はもう少し踏み込んで痛いところのお話をします。

スキルや自分のレベル感の自信はうぬぼれだったと知る

フリーランスで仕事していくと、自分の仕事のやり方や知識が不十分であると痛感するようになります。できると思っていたことができない、思っていたほどできず会社員のころに感じていた自信はうぬぼれだったと思い知る経験をしていくでしょう。

そういう時に事務業務に関する具体的な相談をする相手が欲しくなります。会社で働いているときは「人の振り見て我が振り直せ」を自然にやっていますし、ちょっとした相談を気軽に同僚や先輩にしています。当たり前すぎて気づいていないかもしれませんが、一人になって相談相手が全くいなくなると自分が周りの人たちにとても助けられていたと知るのです。

自分でやっていたつもりのことが実は誰かのサポートがあって成り立っていたと気づくこともあります。会社員の時は会社が自分に満足しているかということをあまり意識しない人が多いですが、フリーランスになるとクライアントが本当に満足しているのかを強く意識して、よりよいサービスを提供したいと思うのですべて自己流ではなく、よりよいやり方を切実に知りたくもなります。

「こんなときどうしてる?」と些細なことも大きな課題も気軽に相談できる人は必要になるでしょう。これは起業してしばらくたってやっと気づくことかもしれません。

弱音や愚痴を言う場所や相手がいない状況を何十年も続けられるのか

あなたは会社で仕事をしていて、カチンときたことむかついたこと傷ついたこと、ミスしたことを弁解して慰めてもらいたいとき、同僚や先輩に話していますよね。例えば上司に怒られてから席に戻った時に隣の席の人がそっとお菓子をくれたり、怒った上司を悪く言ってフォローしてくれたりした経験はありませんか。同僚の弱音や愚痴を聞いて自分と一緒だと確認できて安心することはありませんか。

そういう経験を例えば1週間に何回経験しているでしょうか。

フリーランスになったらそれらが0回になると思いましょう。隣の席の同僚もフォローしてくれる先輩もいないのですから。あなたは家で一人です。

お客様である経営者も家族や部下には言えない弱音や愚痴やちょっとした相談事を抱えています。私はフリーランスの事務のお姉さんはそれを「聞く側」だと思っておりそれを魅力だと感じる人も多いのが事実です。過去にお客様に弱音を言ったことがありましたが、その人は私に気を遣うようになって頼みたいことを頼めなくなってしまいました。私は永久にお客様に対して弱音や愚痴は言わないと決めています。

お客様でない人に対しても同じです。仕事やクライアントの愚痴を言ったりうじうじと弱音を吐いたりする人を信頼して、仕事を頼もうと思う人はとても少ないでしょう。事務やアシスタント業務はどの会社にも必ずあります。起業している人であれば全員お客様になる可能性があるといってもいいでしょう。ご紹介をいただけることも多くありますので、そういう話をする相手はいないと言っていいでしょう。

あなたはそれを何十年も続けられますか。

愚痴や弱音を言っても大丈夫でかつ自分と同じ仕事をして感覚的に心情を理解してくれている相手がいることは、大きな支えになります。

やはりこれも失ってからでないとわからないことなのかもしれません。

自分と同じ立場で頑張っている人の順調で楽しいキラキラした話を聞くだけで、励まされ力をもらえます。自分に嬉しいことがあったときに、その嬉しさを経験から真に理解して一緒に喜んでくれたとき、涙がにじむほど嬉しいものです。

組織に属さずひとり家で仕事するのがいいと思って、しっかりと理想通りに実現して楽しさと自由を満喫した、その後があります。

ひとりの良さを味わい続けたいのなら、ほかのフリーランスの事務のお姉さんとつながりをもって“ひとりではない良さ”を同時にもつことをお勧めします。

専門家に起業相談に行ってもほとんど役に立たないのが事務代行

私がフリーランスで事務代行をしようと思いついて最初にしたことは、自治体が運営している社会保険労務士への無料相談です。

質問した内容は健康保険・厚生年金と、国民健康保険・国民年金の違いについてでした。自分がこれからやろうとしていることも話したので、そのことについてもアドバイスをいただきました。彼らが私に勧めたことは社会保険労務士の資格を取ることでした。その方が早いと言うのです。

法律に守られて仕事をしている人ならではの発想だと思います。起業後に出会った複数の税理士さんにも税理士の資格取得を勧められました。

次に私が相談しに行ったのは弁護士でした。

法律的なことがなにもわからなかったので、無資格者が事務代行をするにあたって違法にならないようにするにはどうすればいいか相談したかったのです。

その場では回答できないと言われ後日封書で回答をいただきましたが、Yahoo!知恵袋をはるかに下回る内容でした。私はインターネットで調べても実際のところがわからないから、わざわざお金を払って相談に行ったのですが全く無駄に終わりました。

悪口や文句を言いたくてこういうことを書いているのではありません。彼らはみな誠実で親切でした。

専門家からほしい回答を得るためには、フリーランスで事務代行することの実態がわからない人にきちんと理解してもらうだけの具体的な説明ができる必要があり、具体的な質問にしなければ回答はあいまいになることや見当違いになることがあるのです。

相談する側が不足していることが原因です。あまりメジャーではないフリーランスでの事務代行業はなんとなくした状態で相談に行っても満足な回答を得ることは難しいでしょう。

専門家の中にはこういう事態が起こるのは専門家側の力量が不足しているのだという人もいますが、事業者としていやっていく以上、専門家側の力量不足のせいにして自分の落ち度を見つけて改善する発想がないのでは事業を存続させることは難しいと思います。

フリーランスの事務のお姉さん協会は、フリーランスで事務代行をすることについて理解があり相談実績もある専門家とつながりがあります。受講中に会う機会がありますので協会を通さず面識のある人に個別に相談することが可能です。

フリーランスの事務のお姉さん自体を応援する気持ちをもってくださっており、相談する側が不足していてもベースの知識を有してくれるのはもちろん、相談者側のことをよく考えて親身に相談に乗ってくださいますので安心です。

フリーランスの事務代行ではできない業務の依頼への責任ある対応

バックオフィス業務の中には能力的にはできても法律的に代行してはいけない業務があります。

多くのお客様はどの業務がそれに該当するのか知りませんのであなたに依頼することがあるでしょう。そういう時に法律に則ってお客様に説明しお客様にやっていただくか、適切な専門家を紹介することになります。営業してほしいとかウェブサイトを作ってほしいなどの依頼であれば「できません」と断るだけでいいのですが、事務代行業者であるかぎり事務業務の範疇であれば専門家を紹介してお客様の依頼や課題を間接的に解決するところまで行うべきでしょう。

先ほども信頼できる専門家についてお話をしましたが、結局のところ実際に仕事を依頼するまではわからないものです。付き合いが長いことやいい人であるということと、仕事がきちんとしていることは必ずしもつながってはいません。

事業者として活動していく中で専門家とのつながりはできていきますが、取引実績のない人を紹介するのはやや無責任といえます。また何かトラブルがあったときに、紹介者であるあなたに責任があると考えあなたを責めたりトラブルの解決を求めたりする人がいることも認識しておきましょう。

フリーランスで事務代行をしていても専門家に仕事を依頼する機会が多くあるわけではありませんので、取引実績のある専門家とのつながりをもつことは容易ではありません。

フリーランスの事務のお姉さんであれば、協会として取引実績があり責任ある仕事をすると実証されている専門家とのつながりをもてます。

フリーランスとしてやっていくのに本当に大切なことをあなたはたぶんわかっていない

これまで数十回、養成講座の説明会などを行ってきましたが毎回必ず質問を受け付けています。そういった場で出る質問はご本人にとって重要な確認事項、懸念事項、必要なことであると認識している内容なのでしょう。

ただこれまでいただいた質問では核心を突いた、つまりフリーランスとしてこの先ずっとやっていくのに何を一番考え身につけていくべきかを理解していると思える質問は一度も出たことがありません。

偏った見方をしていたり、重要でないことを重要だと考えていたりすることが大半です。

経験していない人は具体的にイメージすることが難しいので表面的で、さほど問題にならないようなことしか懸念点や重要事項として思い浮かべることができないのだと思います。

会社員を辞めてフリーランスでやれば自分の今の不満や問題が解消される、理想が叶う。そこしか見ていない人が大半です。

もちろんそれは正解でまずはそれを目指して頑張ることになるのですが、それを実現しただけで数十年もやっていくことは非常に厳しいでしょう。

受講生とお話をしていると自信をもつべきところや強みとなる部分に気づかず、不利になったり役に立たないと思い込んでいたりする人が大半です。その一方で簡単に考えて過信しているところもあり、そのまま突き進むのは危険と判断して本人に見えていない準備すべきことや考えることをお伝えすることもあります。

個々に勘違いしていることも強みになることも変えた方がいいところももちろん異なるのですが、フリーランスの事務のお姉さん養成講座は一方的に授業をするだけではなく、授業以外の日にチャットを使って一人ひとりとお話をしながら起業の準備を進めていきます。

起業しても想定通りにはいかないものです。できる限り想定の誤りに気付き修正して最短距離で収益を上げられるよう、一人ひとり違う望みをちゃんと叶えて欲しいと思っているからです。

まとめ

  • フリーランスで事務代行をするにあたって大切なことはサイトに掲載されていないし説明会や無料体験講座では話していないので、断片的な情報だけで進むのは危険もある。
  • フリーランスで事務代行をするなら本当に信頼できる専門家(士業)とのつながりをもっているべきであり、自力で開拓するのはとても大変である。
  • 怪我などの時に仕事の代理を頼め、仕事上の悩みや弱音を言え、嬉しいことを一緒に喜んでくれる同業者との強いつながりをなくして長年やっていくことは難しい。
  • フリーランスとしてやっていくのに本当に大切なこととそれを守るための方法を、あなたは知らない。

フリーランスの事務のお姉さん養成講座を受けて認定されなければ、フリーランスで事務代行をすることができないとはもちろん言いません。どんな困難にも苦痛にもひとりで耐えられる人もいるでしょう。

私は一人が大好きで組織が大嫌いでフリーランスになり自由を謳歌して、ある時からフリーランスの事務のお姉さんを増やす活動(共感できて本当に一緒にいたいと思えるお友達作り)を始めました。自分以外にフリーランスの事務のお姉さんができなかったら、これから先も一人だったらと考えると続けていく自信は全くありません。

事務代行業者が増え今後はフリーランスで事務代行をする人も増えるでしょう。そういう意味でもたったひとりでやり抜いていくことが難しくなっていきます。ともに考え進んでいく同業者のチームが不可欠になると感じていますので、フリーランスの事務のお姉さんとして起業することをおすすめします。